Hyper→Highspeed→Genius
今更な感じですがういんどみるのHyper→Highspeed→Geniusをクリアしました。こ〜ちゃさんが絵師をやっていないためか影が薄いですよね。
○内容(公式より引用)
一般人よりも高い才能や、特殊な能力を持ち、世界を守護する役目を担う者――その名を“ジーニアス”という。この世界には、そんな彼らを健全に育成するために設立された三つの “学園” があった。
“ニッポン” 中のジーニアスを集めた学園 『私立皐月学園』
世界中からジーニアスを集めた女学園 『聖ジュライ学園』
世界を “裏側” から支える者たちの学園 『国立水無月学園』
学園の努力もあって、一般人とジーニアスは共存し、世界は平穏に満ちていた。そんなある日のこと。ジーニアスの能力を強化する秘宝 “ノア” が発見されたことで、事態が一変する。
「ノアを手にした聖女、世界を統べる世界長となるであろう」
この言い伝えを信じた三学園の学園長は、自分の学園の “会長” こそが相応しいと主張を始めた。長い長い協議の結果、三つの学園を統合し、そこで開かれる “会長選挙” により、どの会長が “世界長” に相応しいのかを決めることになる。統合後の学園の名は 『私立葉月学園』。そこに一人の青年がいた。この世界を変えるため、世界の全てを手に入れようと望む青年・明智久司朗である。
秘法を手に入れるべく暗躍を開始した彼は、悪魔 “メフィスト” と契約。
その力をもって会長候補を口説き、籠絡し、そして支配しようとした。
しかし、久司朗は利用しているはずの彼女たちに別の感情を抱くようになってしまう。
その感情とは――
馬鹿な、この俺が恋など!そう、恋である。
焦れば焦るほどドツボにハマる久司朗。
はたして、彼の目的と恋の行方はどうなってしまうのだろうか?
ピカレスクを目指したらしいですがどこか間違てませんか。。。
と思いましたが、wikipediaによるとピカレスクの要素としては、
①一人称の自伝体
②エピソードの並列・羅列
③下層出身者で社会寄生的存在の主人公
④社会批判的、諷刺的性格
となっており、条件を満たしているため、あながち間違いとはいえないのですね。
各学園でメインヒロイン1人にサブヒロイン2名、そしてメフィストの合計10人もヒロインがおり、メインヒロインについては野望をとるかヒロインをとるかで分岐するため、合計で13ルートあります。
人数が多いためどうしてもひとりあたりの話しは短めになってしまうのが残念です。
とくに光理のところは最後のまとめなのでもうちょっと書いてくれてもいいんじゃないかなと思いますが。淡々と進みすぎてラスボス戦がもりあがらないです。
そのなかで個人的にオススメなのは姫乃。
もちろんキャラ&声がかわいいからです。
とここまで、批判っぽくなっちゃったのですが、最近のういんどみる作品に比べれば、ストーリーも工夫されていて、短く区切られているためテンポよく、飽きずに最後まで読めました。
あっさりしすぎてる感じはしますが、謀略ものが好きだけれどダークなのはだめで純愛ものが読みたいって人にはオススメです。
あと、別の楽しみ方としては有名な声優さんと声が似ている人が何人かいますのでそちらを堪能するのも良いかもしれません。