今さらながら「てんあく」プレイ中

Studio e.go!」というとIZUMOシリーズなどのRPGや「夏神楽」などのシミュレーションRPGを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、『てんあく ANGEL and DEVIL』は普通のアドベンチャーゲームとなっております。

やり始めたきっかけは突然聞きたくなったアルトネリコのCDを探してたら発掘されたため。シュレリアさま、かわいいよ、シュレリアさま。

あらすじ
主人公である少年、沖田昇一は盗みや喧嘩等の小悪事を繰り返していた。前日の晩に繁華街で喧嘩で警察に捕まり、留置場で一夜を明かした帰り、彼が交差点を渡ろうとした時、信号無視で突っ切ろうとする車が突っ込んできた。前を歩いていた女の子が撥ねられそうになるのを見て咄嗟に飛び出し、その子の背中を押し突き飛ばした記憶を最後に、彼の意識は途切れる。

気が付くと、昇一は奇妙な場所にいた。戸惑う彼の前に死神が現れ、彼は車に撥ねられ、現在意識不明の状態にあることと今いる場所は冥府(霊界)で、過去の行いから現在彼が蘇生させるか死亡させるかを審議中であり、その審議の判断材料となることを含めて、その結果が出るまでの10日間、昇一はこの校舎内で待機状態となる事を告げられる。

今は霊体のみの状態で非常に脆いため、その護衛をかねて彼の世話に、天使の卵ミリィと、悪魔見習いのメルティの2人がつき、また、その二人の監視として死神の千薙(ちなぎ)も同居することとなった。こうして、彼の生死判定が出るまで10日間のドタバタな共同生活が始まった。
wikipediaより引用

ヒロインは3人。天使の卵ミリィと悪魔見習いのメルティ、死神の千薙。前者2人については出てきてすぐにエロシーンに突入するというご都合展開。基本的なストーリーはミリィとメルティのどちらかとエロイことをしながら善行ポイントをMAXまでためれば天国エンディング、普通にやると現世に戻るエンディング、そしてゼロだと地獄エンディング。エンディングだけ変化するというパターンもあり、共通部分が多くすべてのエンディングを見るのはめんどくさいかも…。

この作品の見所はキャラ通しの掛け合い。健気でまじめなミリィたんといたずら好きな活発系のメルティのやりとりが楽しいです。

オススメのキャラはもちろん天使の卵ミリィたんです。
最初は主人公にビクビクしていながらも、徐々に打ち解けていくというタイプです。地獄ルートのエピローグで「堕天してまで地獄に堕ちた主人公を助けに行きました」というのがほんのちょっとだけ書かれているのですが、こういう健気な話は大好きです。

あと、特定のエンディングを見るとヒロイン視点から物語を振り返ることができるのですが、なんかエロイ(笑)。エロシーンばっかのせいかもしれませんが。

感動して泣けるという話ではないですし、シナリオがすごくこっているというものでもありませんが、ちょっと息抜きに気楽に楽しみたいという時にはよいかもしれません。良いキャラゲーです。