「Tiny Dungeon」&「すてぃーるMyはぁと」しのぶ編クリアー

●「Tiny Dungeon 〜BLACK and WHITE〜
Stellar☆Theaterに続くRosebleu(ロゼブル)の2作目です。当初やる予定はなかったのですが、なずなんといちゃいちゃできるという話を聞いてプレイしました。
やばい、やばすぎる、ヴェルさま(C.V.五行なずなさん)がかわいすぎます。主人公が「外見だけでなく中身もかわいい。」みたいなことを言っていたけど、まさにそれ。最初見たときと区別付かないなーとか失礼なことを考えておりましたが、本性(?)を表した後のだだ甘っぷりが素敵すぎます。「苦手:誰かに甘えること」とか書かれておりますが、そんなことはないです。常時甘々です。主人公の「魔法」として精一杯尽くすヴェルさま、それが本作の見所です。

○ストーリー○(Getchu屋より引用)
魔界、神界、竜界、そして人界。四つの世界の交わる場所に作られた学園 『トリニティ』。それぞれの世界の勇者、すなわち “力” を育てるために作られた学園に少年は居た。二十五年前、人族の欲望が巻き起こし、その後、人族の勇者によって終焉を迎えた滅界戦争。かつての勇者を夢見つつも、あくまで平凡な力の持ち主でしかないはずの少年。

「あなたは、未来を選ぶ義務を与えられた」

ある日唐突に浴びせられたその言葉によって、少年は世界の中心に立たされる。魔界の黒翼、神界の銀月、竜界の金鱗。すべての世界の行く末を握る三人の少女たちとその未来。自らが選ぶその結末を、彼はまだ知らない。

と、まぁ、最初にべた褒めしたので、次に問題点。ストーリーを読んで誰もが思うでしょう、このゲームはすくなくとも3人のルートがあるはずだと。しかし、このゲームにはヴェルさまのルートしかありません。強制的に「魔界の黒翼」を選ばされます。まぁ、3人の中で一番かわいいのでその気持ちは分からなくはないですが、少なくともプレイヤーに選ばせる権利くらいあげようよ…。

問題点2。唐突すぎるエロシーン。メイン3人×2回ずつ+紅1回と計7回あるわけですが、前述したとおりヴェルさまルートしか存在しません。ヴェルさま以外のエロシーンは無理矢理入れましたという感じで、不自然さが際立っております。夢オチが多すぎ…。

問題点3。全く解決していないシナリオ。ファンタジーものによくあるように最後の方では世界を揺るがす大事件が起きてという展開になるのですが、死人を出しまくったあげく力業で解決したうえに、事件を起こした犯人については放置。誰が、どういった理由でこんな事件を引き起こしたのか、全く解決されないままです。そして最後は選択の場面に戻って、次は「竜界の金鱗」を選ぶぞ!という続編が前提の展開。分割商法は良いけど、ちゃんと完結するの?

ストーリーはなげっぱなしで解決しておりませんし、ヴェルさまルート以外は存在すらしません。シナリオに期待してるなら回避推奨です。ストーリーなんてどうでも良い、ヴェルさま(CV.五行なずなさん)との甘い日々を過ごしたいとい人であればやってもても良いかも。そういう奇特な人は是非『大魔法「ヴェル=セイン」』を堪能してください。

○おまけ○
・ヴェルさま
Tiny Dungeon
・紅
Tiny Dungeon
・青山さん(このキャラも良い味出しておりますが書くと長くなりますので省略)
Tiny Dungeon

「すてぃーるMyはぁと」
長くなったので次回気が向いたら。