天使の羽根を踏まないでっクリアー

グランドルートまで完了しました。
黒と黒と黒の祭壇から数えると朱門ちゃんの作品をプレイするのも5作目です。


タイトルなのですが「天使の羽」ではなく「天使の羽根」なんですね。検索しても出てこないはずだ。それにしてもこれにも意味があるとは。適当だろうなんて思ってすいません。。。


今作は「きっと、澄みわたる朝色よりも、」に比べると短かった気がしますが、太陽の学園と月の学園で話を分割しているから1ルートあたりの長さは短く感じるのでしょうか。


太陽の学園ではひかる√と姉妹√、月の学園では憩√、羽音√の分岐し、条件を満たすことで月の学園から空√、グランド√が分岐します。


○キャラクターについて
羽音はいままでの作品のキャラとは違いお嬢様キャラでした。これはこれではまり役ではありますが、プレイ前のイメージからずれていたので個人的には違和感がありました。黒×3のチッセやめぐりのこりす、きっすみのひよのような印象を持っていたので。
個人的に好きな場面は主人公を叱る?ところとグランドルートの対ラスボス戦で啖呵を切るところです。青山さんの演技も流石でカッコいいです。

「才能の一言で片付けるな!!」


○設定について
月の学園に登場する魔術がカッコいいです。三竦みという設定。
・双鉗(ミリアーデ)  … 歩兵。数で攻める=分身が可能。
・蛇吾(ゲシュヴィント)… 騎兵。高速移動が可能。
・零(シュラーゲン)  … 砲兵。チャージに時間がかかるけど一網打尽。

特に羽音ルートでの憩及びグランドルートの羽音の魔術のシーンがオススメです。
羽音が騎兵でありながら「放つ」っててっきり銃騎兵かと思ったら、手綱を「放す」というのは予想外でした。馬から下りれば一騎当千って。

それにしても魔術相手に格闘術で戦う女装主人公っての斬新ですが、単なる色物ではなくかっこよく仕上げているあたりがさすが朱門ちゃんです。